雪だるま

雪だるま



約2年ぶりの降雪に東京の街は白く、子供たちの頬は寒さで赤く染まっていました。


解散したとはいえ色々と仕事は残っているもので解散ツアー中よりも
むしろ忙しく過ごしています。


やはりそれなりの時間活動をしているとそれなりの荷物を背負い込んでいるものだと
引き出しの奥に仕舞いこんであった大量のメンバー写真を整理しながら思いました。


1999年のフランスツアー時に撮影された写真が出てきてメンバー別に
分けていたんですが皆さん若い。



「皆若いな〜!」


と事務所に響いた僕の言葉にあちら側で仕事をしていた平谷庄至さんから


「比べちゃだめだよ〜。別物なんだから。」


と厄年をまさに乗り越えようとしている大人の風格たっぷりなコメントを頂きました。



変化し続けるのが自然ですよね。




ぽろぽろとこぼれおちるように舞う東京の水分が多い雪はいつしか路上に積もり
様々な大きさの足跡をその上に刻んでいました。



雪国の人から見ると雪に見舞われた東京人の対応はたいそう可笑しいそうですが
東京人にしてみると慣れない雪上歩行は死活問題でありまして
微妙な場所で有得ないタイミングで緊張したりします。

そんな状態にも関わらずある意味とても雪を楽しんでいるのも事実で
帰宅途中の路傍には小さな雪だるまがいくつか並んでいました。


つくったなぁ雪だるま。


小さなその手で丸め作ったのであろう雪だるまはとても可愛かったです。


明日は青空が出るのだろうか?