氷の世界
氷の世界
7:00 am。
温かいベッドからやっとの思いで抜け出してキッチン横の大きな扉を開いて外に出るとそこには氷の世界がありました。
高さ10メートル以上あるスタジオ周辺の木々がすべて凍てつき純白に染まり
どんよりと曇った空の下で静かに存在していました。
氷の世界。
自然がつくり上げたその美しすぎる風景を前にして夢の中へいざなわれたかのような気持ちになり
また、あまりにも静寂が支配していたのでちょっと怖くもなりました。
凄かった。
ぶるっときたので部屋へ戻り、熱いコーヒーで体を温めると本日がゆっくりと動きはじめました。
非常にゆっくりと僕もコーヒーを楽しみました。
面白いもので井上陽水氏のアルバムを聴いて盛り上がっていた翌朝眼前に
「氷の世界」
が広がっていました。りんご売りはいなかったけど。
明日帰国です。