出会いと別れ&おくられてきた餃子

「出会い」も「別れ」も味わい深いものだと思える年齢になったのか?

それともプチ開き直り状態で世間や自分の人生というウネリに揺られているのか?

感慨深い別れがあり、そして、とても素晴らしい出会いがあり2008年がスルッスルッと滑り出しています。


僕にとっての初めての衝撃的な別れは飼っていた猫との別れでした。

父親の故郷である長野県松本市に帰省していた夏僕の誕生日の日に猫が死んでしまった。
有り得ないでしょ?

「なんで今日なんだ?」と微妙に冷静に突っ込んだ後号泣した記憶がある。

ミンミン蝉が鳴いていてとても暑い日だったのも鮮明に覚えています。

号泣したけれど子供だからすぐに気が晴れて笑顔で誕生日ケーキのローソクを吹き消した記憶もある。

6歳だったかな。


一番印象に残っている出会いはエンターテイメントとの出会いでした。

劇団四季の子供向けミュージカル『ジョン万次郎の冒険』へ母が連れて行ってくれた
7歳の時。やはり夏でした。

もう最高だった。

海を渡った日本人という話も面白かったし、踊りも歌もあって、オーケストラが演奏していて
会場を埋め尽くした人たちが皆楽しそうにしている。そんな場に居ることができて本当に
嬉しかったんです。


以来紆余曲折あり今の仕事についています。

音楽を曲調やスタイル、または、ジャンルではなく「うた」中心に考えるようになっていったように
自分の仕事を音楽も含めたエンターテイメントとして広く考えるようになっているのは
ミュージカルも映画もそしてその他すべてのエンターテイメントに心震わせながら
今に至っているからだと思います。好きなんですね。結局。

裏方としても、表方としてエンターテイメントにかかわっていきたいと思うもんね。


いろんな出会いや別れを経験することで心にひだひだを沢山つくれたら
感受性も磨かれるってもんでしょう。そうできると良いですね。


喜びすぎても悲しみすぎても疲れるし腹が減るものです。


先日も少々腹が減ったな。と、思っていたら友人から餃子が届きました。


ビールを飲みながら彼が地元へ帰っていった日のことを思い出していたら、
焼きたて熱々の餃子が運ばれてきてご対面。


うまかったなぁ。


感動した。


これもまたエンターテイメントなり。か?



今週KEMURIの音源制作の為渡米します。